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転職ノウハウ

仕事が見つからない時の対処法5つ|すぐできる具体的行動例

「転職活動していても、仕事が見つからない。どうしたらいいんだろう。」

仕事探しで何も進展がない時は、焦るし不安になりますよね。

仕事が見つからない時は、仕事に求めるものの見直しと選択肢の見直しをすればいいのです。

Yuri
Yuri
大企業からベンチャー企業の正社員から個人事業主、派遣社員と様々な働き方をしてきたYuriです。根本的な仕事内容と職種はずっと一貫していますが、働き方は自分の状況に合わせて変えています。

この記事では、仕事が見つからないと焦る人向けに、つまづく原因と対処方法(すぐにできる具体的な行動)を紹介します。

まずは落ち着いて今できる事を一つ一つ実践し、自分に最適な仕事を見つけられるようにしましょう。

仕事が見つからない6つの原因

なぜ自分はすぐに転職先が見つからないのか、その原因や理由となりそうな事を把握して、まずは改善策を考えていきましょう!

転職先が見つからない原因として考えられるのは以下の6つです。

  1. 自分と企業側の評価にギャップがある
  2. 応募する求人が少なすぎる
  3. 自己分析ができていない
  4. 応募先企業に合わせた志望動機・自己PRになっていない
  5. 転職理由が前の会社の悪口になっている
  6. 受け身の転職活動をしている

一つ一つ具体的に解説していきます。自分に当てはまるものがあれば、改善して転職活動を見直してみましょう。

1.自分と企業側の評価にギャップがある

自分で思っている自分の評価(キャリアやスキル等)と、転職市場での評価にギャップがあると、転職先はなかなか見つかりません。

求める側と求められる側の希望がすれ違っていれば、採用には至りにくいですよね。
「自分はもっと年収も地位ももらえるはずだ」と思っていても、今の社内評価と転職市場での評価は違うので、同じ条件以上で雇ってもらえるとは限らないのです。

面接で落とされがちな人は、自分を過大評価していないか?ということも見直してみてください。自分がどのくらいの年収、役職を望めるか、だいたいの目安がわかれば、応募しやすいのです。

自分では判断がつかない場合は、転職エージェントのアドバイザーを通しましょう。転職市場での自分のキャリア・スキルの価値を、第三者目線から見た上で適切な仕事を紹介してもらえます。

2.応募する求人が少なすぎる

単純に企業への応募数が少なくて、仕事が見つからない状である場合があります。

多くの人は内定をもらうまでに5~20社ほどに応募していますが、中には50社以上、100社に応募している人もいるくらいです。

数打ちゃ当たる・・と言うと聞こえは悪いですが、応募する企業が多ければ多いほど内定をもらえる確率が上がる事も当然ですよね。

多くの転職サイトでは、そこでしか扱っていない求人(非公開求人)が多いため、登録している転職サイトが少ない場合、自分が希望する条件の会社を見つける確率も下がります。

転職サイト・エージェントを利用するなら複数を併用し、検索・閲覧できる求人数を多めにしておきましょう。

3.自己分析ができていない

自己分析不足も企業にうまく自己PRができず、仕事が見つからない状態につながります。

過去の経験から自分の強みを再度深掘りして、具体的なエピソードを添えて話せるようにしておきましょう。

  • 自分の得意な事・スキル
  • 得意な事を活かしてどう貢献できるか
  • 今まで成し遂げてきた経験
  • 会社でどのように活躍していきたいか(将来的な自分の働き方)

転職エージェントに用意されている「自己分析診断ツール」などを積極的に活用するのがおすすめです。

また、自己PRや志望動機の書き方など、応募書類の添削もしてもらえます。自分の過去を振り返り、自分のアピールポイントを明確にして自信を持って面接に臨みましょう。

4.応募先企業に合わせた志望動機・自己PRになっていない

応募した企業から求められるような自己PR・志望動機が出来ていない事も内定がもらえず仕事が見つからない事につながります。あなたは応募する企業ごとに自己PR・志望動機を変えているでしょうか?

企業側が求める人材とマッチしていなければ、採用を見送られてしまう可能性もあります。

私は内定をもらった会社に、入社後面接での採用の決め手を聞いてみたことがありますが、採用となった理由の1つが、「会社が求める人材に合っていた」というものでした。応募先企業が求める人材像をリサーチし、それに合った自己PRを組む事も大切です。

採用する企業側と求職者側が相思相愛でないと、「内定」とはなりにくいのです。自分が応募する企業がどんな人材を求めているのかを調べてみましょう。

《企業の情報を調べる方法》

  • 応募先企業のホームページやニュースを読み込む
  • 企業の口コミサイトに登録して社員の口コミを読む
  • 転職エージェントから企業情報を得る

全部一人で調べようとすると大変な上、時間もかかるので、ある程度は転職エージェントから情報を得て自分の負担を減らせると理想です。

5.転職理由が前の会社の悪口になっている

応募の志望動機や転職理由が、前の会社の悪口になってしまっている人も、仕事が見つからず転職活動が長引く傾向にあります。

人のせい、周りのせいにする人は「採用してもうちの会社でも同じことを繰り返すのでは・・」と思われてしまっても仕方がありません。

「人間関係がイヤになって前の職場を辞めたけれど、次の職場でも人間関係で悩まされている」という人は、毎回転職先で同じ状況にあっていたりします。

私の学生時代の知り合いは、何度転職しても毎回同じ状況にあっていて、10年以上経った今もたまに会うと職場の話をされるのですが、10年前も今もその間ずっと同じような内容の話なのです。

同じ状況から抜けられていないことはなかなか自分では気づきにくいので、第三者視点で応募書類のチェックや面接の受け答えのアドバイスをしてもらうのがおすすめです。

書類審査は通るけれど、面接で毎回落ちてしまうという人は、転職理由が後ろ向きになっていないか見直してみましょう。

6.受け身の転職活動をしている

転職活動が受け身になってしまい応募先企業への熱意が伝わらない場合も、採用される可能性は低くなります。

例えば転職エージェントを利用している人でも、「転職エージェントに任せれば全部やってくれる」、「エージェントから提案された求人へ応募すれば受かるのではないか」と、ただただ受け身で活動していないでしょうか。

自分がその会社で働きたくて転職活動をしている、という”自分主体”で行動していくことで、面接時の熱意の伝わり方も変わってきます。熱意がないと、マニュアルでも読んだかのような受け答えに聞こえてしまいがちです。

また、転職エージェントのキャリアアドバイザーのアドバイスは確かに役立ちますが、どんなに良いキャリアアドバイザーと会えたとしても、それをきちんと活かせるかどうかは自分次第だということを肝に銘じておきましょう。

周りの人はあくまでもサポート。自分主体で、転職活動を進めていくのです。

仕事が見つからない時に考えたい事

仕事が見つからない時は、原点に戻って「なぜ仕事を探しているのか?」「何を叶える為に仕事を探しているのか?」を考えてみましょう。「仕事で叶えたい目的」をはっきりさせるのです。

とりあえず当面の生活費が欲しいだけ、それだけ叶えられればいいのであれば、仕事は何でも良いはずです。それ以外に自分が挙げた希望条件は「自分のどんな望みを叶える為のものなのか?」その視点で理由を掘り下げてみましょう。

「仕事でどんな事を叶えたいのか?」

ここをしっかり考え直してみます。

「仕事が人生の全てで、仕事に何もかもを捧げる」という人でない限り、自分のしたい生活や生き方を叶える為の“手段“として、仕事を選ぶことが多いでしょう。
「家族を養い一緒に過ごす」事だったり、「自分を表現する」事だったり・・人によって様々な人生の目的があります。この、「どう生きたいか?」という自分の理想を叶える為に、どんな仕事の条件なら良いのかを考えます。

ここで大事なのは、先に条件から考えないことです。
条件から考えてしまうと、途中で目的を見失ってしまいがちになるので、「どんな生活をしたいか?」という自分の人生の軸からはっきりさせていきましょう。

仕事の目的を考え直して成功した例

自分の理想の生活スタイルや生き方に気づいて、仕事の条件を大きく変えて成功した人もいます。参考までにご紹介します。

31歳男性・営業職
希望条件:外資系企業・営業職・高収入800万円以上・都内港区・品川区周辺勤務希望・・・etc

彼は英語が使える事を活かし、「ノルマを達成するのが楽しい」のだと営業職を新卒時から続けています。周囲の影響から港区のタワマン暮らしに憧れ、高年収が条件です。

けれど、よくよく「幸せ」を感じる環境や生活スタイルを考えてみると、都会のタワマン生活よりも、都内に通える場所で一軒家暮らしの方が自分が“落ち着く“のだとわかりました。

タワマン住まいに憧れていたのは、周囲からの羨望が欲しかったから。それは、劣等感と人より優位に立ちたいという虚栄心からくる見栄だった事に気づきました。

変に肩肘を張りすぎない、休日もラフな格好で緑の多い河原に散歩に行く、そんな生活の方が安らげて自分にとっては幸福度が高いのだと分かり、仕事の希望条件を見直したのです。

今では、住まいは東京寄りの神奈川に移し、“地に足をつける“一軒家暮らしで都内へ毎日通勤しています。営業職としての仕事で刺激と好奇心が満たされ、休日は近所の河川敷で友人たちとフットボールに興じたり散歩をしたりと肩の力を抜いて過ごす。メリハリのついたこの生活がとても気に入っています。

反対に、「憧れやステータスがある事で自分が満たされ、1番幸せな気持ちになれる。仕事のモチベーションもアップして好循環になる」、という人もいます。「分かりやすいステータスがない企業や地方住まいでは、テンションが下がってしまう」と言うのです。仕事に必要な条件は本当に人それぞれなのです。

Yuri
Yuri
大事なのは、「自分に嘘はつかない事」です。嘘をつくと仕事選びにどんどん矛盾が生じて、その結果選んだ仕事でも苦しくなってしまいますよ。

仕事の条件を挙げた時に「なぜこの条件が必要なのか?」を自分に問いかけて深掘りしてみましょう。自分が本当に望んでいる事をはっきりさせると、必要な条件は見えてきやすいです。

仕事が見つからない時の5つの対処方法

仕事が見つからない時は、今までの仕事の探し方を見直す事も大切です。

まずは仕事の選択肢を広げること。そして、選択肢を広げる為には、自分のレベルを上げる為に努力するか、希望条件を広げてみる事の大きく2つの方法があります。

《仕事の選択肢を広げる5つの行動》

  1. 資格取得やスキルを磨く
  2. 次につながる派遣やアルバイトをする
  3. 条件を広げて探す
  4. 新しい事に目を向ける
  5. 転職業界のプロに相談する

5つの行動の具体的な方法を解説します。

1.資格取得やスキルを磨く

希望している仕事で有利な資格やスキルがあるなら、資格取得の為の勉強やスキルアップにつながる事をしておくと良いでしょう。

あまり転職期間(ブランク)を長引かせない方がいいので、今の自分の実力で短期間で取れそうな資格が狙い目です。

資格取得の上で注意したいのは、「ただ資格を持っているだけ」ではPRとして弱いという事です。自分の経歴や実績と絡めて、その資格を使って具体的にどんな貢献ができるかまで提案できるようにしておきましょう。

2.次につながる派遣やアルバイトをする

次の仕事につながるような派遣やアルバイトを“つなぎ“で入れる事も考えてみましょう。

もちろん仕事が見つからない間は、生活費を稼ぐために派遣やアルバイトを一時的に入れる人はいると思いますが、どうせなら仕事に活かせる環境を選ぶのです。

未経験の仕事に挑戦してみたいなら、派遣やアルバイトでその業界や職種を「お試し」でやってみると良いでしょう。目的の業界や職種のイメージが掴め、ある程度仕事の流れやスキルを身につけると、「全くの未経験・初心者」よりは目に留まりやすくなります。

3.条件を広げて探す

仕事が見つからない時は、条件を広げて再度探してみます。

今まで挙げていた条件について「なぜその条件を挙げたのか?」を、自分に問いかけてみて下さい。

  • 職種や業界
  • 勤務地
  • 通勤時間
  • 残業や有給休暇の取得率
  • 会社規模

条件の中で優先順位が高くないもの、妥協してもいいものはありますか?「どうしてもこの条件は譲れない」というものばかりなら、「なぜその条件が必須なのか?」「その条件がある場合とない場合に起こりうる事」「自分が望んでいる生活・生き方にその条件は必須なのか?」・・と深掘りして考えてみましょう。

4.新しい事に目を向ける

新しい事に目を向けてみると、今まで選択肢の中になかった事も選択肢として挙がってくるようになります。

今までの自分の中の情報・経験からいくら探っても、自分がこれまで知っている事しか出てきません。今までの自分がやらなかった事、気になっていたけれどスルーしていた事に目を向けてみましょう。

《すぐにできる行動》

  • 尊敬する人に会いに行く
  • 興味があったジャンルの情報収集をする
  • 気になっていた企業見学・工場見学をしてみる
  • 住んでみたい土地へ行ってみる
  • 気になるサークルに入って活動してみる
Yuri
Yuri
私は上記の行動をしょっちゅう行なっています。

高校の時に本を読んでずっと尊敬していた実業家の人に会いに行ったり、SNSの趣味サークルで繋がりを作ったり、引きこもって本やYouTube、ポッドキャストなどで情報収集する日もあります。住んでみたい土地を転々と短期移住をしていた時期もありますね。

興味を持った事には行動することで、自分の中の価値観が広がり、新しい仕事の選択肢が見えてきます。

5.転職業界のプロに相談する

仕事が見つからない時は、転職のプロに相談することも一つの手です。

例えば転職エージェントでは、登録して最初の面談で希望条件や経歴からヒアリングをして最適な仕事を提案してもらえます。転職市場に詳しい第三者目線からの客観的アドバイスで今まで見向きもしなかった仕事が見えてきたりするのです。

また、今まで転職エージェントを利用した事がある人でも、担当アドバイザー次第で結果が大きく変わります。相性のいいアドバイザーに当たると、こちらの意を上手に汲みながら自分が気づかなかった視点から仕事を提案してもらえるでしょう。

一つのエージェントでピンとくるアドバイスを得られなければ、他のエージェントと併用してサポートを受けてみることをお勧めします。

《サポートに定評がある転職エージェント》

第二新卒エージェントneo:1人にかけるサポート時間が長い!しっかりヒアリングして提案&一緒に転職成功を目指すスタイル
【参照:第二新卒エージェントneoの評判|口コミで判明“利用すべき人“

パソナキャリア:親身で丁寧なサポートに定評あり
【参照:パソナキャリアの評判|ひどい口コミも⁈体験談で知る登録すべき人人とは?

仕事が見つからないと焦る前に

仕事が見つからないと焦る前にできることから一つ一つやっていきましょう。

焦りは禁物。焦ってやみくもに行動しても、いい結果は出にくいです。焦りから後先考えずに「とにかく何でもいい」とブラック企業に飛び込んでしまったり、条件を下げすぎて、入社したものの不満だらけでまたすぐ転職することになったり・・・

まずは自分ができる事を一つ一つ丁寧に実践していくのみです。小さな行動を積み重ねて、自分が満足する仕事を見つけ出しましょう。

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