「営業がきついからもう辞めたい」と考えた時、今のきつい状況から働きやすい環境を得るまでに出来ることを解説。
本当に辞める以外に方法はないのか、営業自体を辞めるか働き方の条件を変えるかなど、現状を変える為に何が最善か考えるヒントを紹介。
こんにちは。元営業女子のRucaです。
営業は会社の最前面で人とお金のやり取りをするポジションなので、ストレスも増えるし精神的に擦り減ることもありますよね。。
私も最初の3年くらいは特に精神的にも体力的にもきつくて何度も心が折れそうになりました。
ただ、営業の何が一番きついと感じるかは人によって程度や違いがあるので、自分が一番きついと感じていることを具体的に理解していないと、ただ「営業はきついから辞めよう」で逃げて、また同じような”きつい環境”に悩まされることになるかもしれません。
今回は、私が営業がきついと感じていた時期に、仕事で感じるキツさや辞めるのをためらう理由を書き出したり、その中で現状を変えるためにやったことを紹介します。
具体的には、自分に問いかけながら下のような流れで確認していきます。
- 営業のキツさ、自分が一番ストレスに感じることを把握する
- 営業がきつくても続けられた人の理由が、自分にはあるか考えてみる
- 営業の仕事自体がきついから辞めたいのか、働き方の条件を変えれば大丈夫そうなのか考える
もちろん転職することを悩んでいる場合、(今の会社の良い所もあるなど)会社を変える前に自分でかけあって変えられないかやってみることが一番です。
それでもどうにも自分の働きかけではダメならば、最終的に転職を考えてみます。
「営業がきつい」と感じている今の状況から抜け出して、自分が本当に働きやすい居場所を手に入れましょう。
営業はきついと感じる理由

営業がきついと感じるのは、人とお金関連の精神的負担に加え、仕事量の多さと行動範囲の広さで体力的にも負担がかかる仕事だから。
精神的にも体力的にもどっちも楽じゃないですよね。
精神的なものと肉体的なものとで4つに分けてみました。
- 売上ノルマへのプレッシャー
- 商談などお金のやり取りのストレス
- 残業や休日出勤の多さ
- 動き回ることへの体力的負担
自分にとっては何が一番きついと感じているのかを把握することで、それを回避するために何ができるかを考えてみましょう。
売上ノルマへのプレッシャー
売上ノルマへの精神的負担は一番営業としてのきつさを感じるものではないでしょうか。
中にはノルマを課されると燃える人もいますが、多くの人は負担に感じてしまいますよね。
絶対やらなきゃいけない、という意味では他の職種で言う〆切のようなものだけど、営業の売上が他社員の給料や会社の維持費になっていることを考えると、その責任の重さもまたプレッシャーになってしまいそうです。
この売上ノルマに対しての厳しさは会社によってかなり違い、チームプレーでノルマ達成を目指すところや、完全歩合給制でノルマなしのようなところもあります。
自腹を切ってでもノルマ達成を強要されるような会社なら、ちょっと転職を考えてみてもいいかもしれませんね。
商談などお金のやり取りのストレス
商談での値段交渉など、お金の話も精神的に負担に感じやすいです。
お金が絡むことはどうしても神経をつかうので、商談での顧客とのやり取りでストレスもプレッシャーも大きくなりがち。
扱う商材によっては金額の桁も大きいので、最初の頃は特に緊張してしまいます。
また、人へ物を売る事になんとなく抵抗感や罪悪感を感じて商品を勧められないという、お金を稼ぐこと=悪い事という偏った思い込みを持っている人も、商談時にストレスを感じるでしょう。
残業や休日出勤の多さ
残業や休日出勤が多く、仕事時間が長くて肉体的な負担がかかりやすいのも営業です。
「営業は準備が9割」と言われるほど、商談に至るまでの会社にいる時間以外でやることは多め。
資料集めや人脈作り、アポ取り、その他の雑務・・・けっこうありますよね。
営業の雑務に追われて肝心な商談に時間を使えない・残業や休日出勤が多いという人は、「営業事務」や「営業アシスタント」と呼ばれる営業関係の雑務を別にやってくれる人がいる会社にしてみてもいいかもしれません。
私も営業事務さんたちに資料まとめをお願いすることで、自分でやっていたら家に帰って深夜まで作業するパターンだったところがかなり楽になった経験があります。
動き回ることへの体力的負担
営業は、取引先への移動で炎天下の中でも雪の降りしきる中でも移動しなければならず、仕事中の移動にもけっこう体力的負担が大きいですよね。
内勤ではなく、外回りの営業は特に。
出張があることも多く、新幹線や飛行機であちこち移動・・移動だけでもけっこう疲れますよね。
一日中デスクに座っているのもそれはそれで別の疲労があるかもしれませんが、外がどんな気温・天気だろうと動き回っている営業は、間違いなく”体力勝負”であることは間違いありません。
体力的にきついと感じたら、出張のない営業や外回りが少ない、出向く顧客数が多くないところを探してみても良いでしょう。
営業がきつくても続けられた理由

どんな仕事にもきついことはあるし、営業として活躍している人でもきついと感じることは0ではありません。
多かれ少なかれ営業の仕事にキツさを感じていても、それでも営業を続けられてしまう人の理由は、やりがいがあるかどうか。
営業に限らずどんな職種でも、仕事にやりがいを感じられるかどうかで、精神的な充足度が違います。
今の会社で、今の仕事で今後もやりがいを感じられそうにないのなら、辞めて転職を考えてみてもいいかもしれません。
特に営業は以下の2点で他の職種よりやりがいを感じやすい立場にありますが、あなたにはあるでしょうか?
- リターンがわかりやすい
- お客様から直接感謝される
リターンがわかりやすい
営業は他の職種に比べて成果が見えやすく、やりがいを感じやすいです。
「結果がすべて」といわれるように、頑張ったらちゃんと結果になって返ってきます。
そして、その結果は”数字”で表れるのでわかりやすい!
インセンティブやコミッションが出るところは、わかりやすく給料にも反映されるので、「また頑張ろう」というモチベーションアップにもつながりやすいです。
もちろん結果が出ない間は落ち込むし焦ります。
けれど、地道にやり続けたことは記憶に残り、その後の自信にもつながります。
お客様から直接感謝される
精神的なやりがいにつながるのが、お客様からの感謝。
人間は「人から感謝されると嬉しい」という生き物ですが、人から「ありがとう」と言われて嬉しくない人なんていませんよね。
営業は、お客様と直接商品・お金のやり取りをするので、お客様から直接感謝されやすいとても良いポジションにいます。
「自分の仕事が人の役に立っている実感がない。」という人は、営業こそ人の役に立っているという実感を得やすいです。
今の仕事でやりがいは感じられない場合
自分の頑張りがわかりやすい形で得られることは、他の職種に比べて営業職がやりがいを感じやすい点だと言えます。
人は、仕事に限らず精神的な充足感があるからこそ目の前の物事を続けていけます。
生活のためと精神的な充足感を諦めて完全に割り切ることができればいいですが、そういう人は多くは無いですよね。
やりがいを感じられない、これからも無理そうなら転職も視野に入れてみましょう。
営業がきついのか、今の仕事の条件がきついのか

きつい部分があるのは、営業に限らずどの職種の仕事でも同じです。
そこで一度考えたいのは、「本当に営業の仕事内容自体がきついから嫌なのか?」ということ。
「営業はきつい」と感じている人の中には、営業の仕事そのものではなく、今の働き方自体が嫌だと感じていることがあり、働き方の条件を変えれば改善した場合もあります。
人間関係が嫌で辞めたけれど、転職しても毎回人間関係で苦しめられる人、けっこう耳にしませんか?
営業時代の私の後輩(男性)は、残業するための仕事がなくても上司が残っていて帰りにくい前の会社の体制が嫌で、強制的な飲み会もなく、上層部が率先して帰りみんなにも帰宅を促すうちの会社へ転職してきました。(学生時代の友人である社員から勧められて転職)
目の前のきつい出来事の根本を突き詰めないまま逃げ続けていれば、何度転職して環境を変えても、同じ状況の繰り返しになってしまうかもしれません。
営業はきついからと辞めてしまう前に、あなたが感じている「今の仕事のきつさ」は何なのか?ちょっと考えてみます。
ストレスに感じていることが今の働き方そのものなら、希望通りの働き方ができるよう会社にかけあったり、別の会社を探してみても良いでしょう。
それでも営業はきついから辞めたいなら他職種へ転職!

ここまで読み進めて、「それでもやっぱり営業はきつい」、「営業の仕事そのものがきつい」と思うのなら、営業以外への転職を考えてみましょう。
どんな職種が自分に合っているのかわからないという人は、適職診断を使ってみるのもおすすめ。
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自分の適職、候補に挙げている職種が決まっていれば、どんな会社があるのか、条件面などをチェックしておきましょう。
大手の転職サイト・転職エージェントは、求職者が短期間で退職した場合は報酬を返還するなどの取り決めをしており、短期間での退職者の多いブラック企業を避けています。
ブラック企業に当たらないようにするためにも信頼できる大手転職サイト・転職エージェントからの求人紹介をもらいましょう。
ある程度職歴がある人は転職エージェントを利用する方が条件の良い求人が揃っているのでおすすめです。
私が過去の転職経験から学んだ転職成功のコツは2つ。
- 自分一人の頭で考えて自己流で進めず、人に頼る!
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今すぐ転職するわけではなくても、今募集中の求人を把握できたり、いざ転職する時の準備が出来るので、登録だけ済ませておきましょう。