「高卒でも営業職で高年収を狙えるのかな?学歴関係なく実力で評価される会社はどうやって探せば良いんだろう?」
高卒でも営業職で大卒より高い年収を稼ぐことができるのか、学歴がどの程度関係してくるのか気になりますよね。
結論を言うと、活躍する業界や会社を選べば、学歴はあまり関係なく営業で高い収入を稼ぐ事ができます。
高卒でも営業職で高年収を目指すことは可能なのです。高卒ではサービス業や工場、力仕事の求人が多いため、一般的なき企業でスーツを着て働ける営業職は人気があります。
この記事では、営業職と学歴の関係について、
- 営業職に学歴が関係ない理由
- 高卒でも営業で高い年収を稼ぐ為に必要なこと
- 学歴不問の営業の求人の探し方のコツ
などを解説していきます。
営業職と学歴の関係について知りたい人、高卒でも営業で高年収を稼ぎたい人は参考にしてください。
営業職に学歴が関係ない理由
営業職で結果を出して高い年収を稼ぐには、学歴はあまり関係ありません。
その具体的な理由を解説していきます。
- 学歴より成果重視だから
- 学歴不問の求人が多いから
理由1.営業は学歴より成果重視だから
過去の学歴よりも、今の会社での成果が重視されるのが営業職です。
営業にとっては売上を上げることが1番大切であり、たとえ華々しい学歴や経歴があったとしても、今の会社で結果を出せない(売上を上げられない)のであれば、評価は厳しくなります。
つまり、営業職で結果を出す為には「学校で勉強ができたかどうか」はあまり関係がなく、大人になってからの努力次第と言え、学歴に関係なく活躍のチャンスがあるのです。
中卒や高卒でも営業としての実力をつければ評価され、例え有名大学卒でも、営業成績では高卒に抜かれることもあります。
また、営業職の多くは売上に応じてコミッション手当てがつく為、高卒でも実力次第で高収入を稼ぎやすいのがメリットです。
理由2.営業は学歴不問の求人が多いから
営業職の求人には、学歴を問わないものが多くあります。その為、高卒でも大卒でも変わらず挑戦できる職種なのです。
営業職は世の中のほとんどの会社で必要なポジションであり、業界問わずニーズがあります。また、業界や会社によって扱う商材が変わるだけで、基本的な営業のスキルや仕事はどこでも変わりません。
営業職未経験の人でも営業経験者でも、その会社の商材について学ばなければならないのは一緒で、最初の頃は経験者が有利となっても、努力次第で営業職未経験でも売れるようになるのです。
学歴も問われず、未経験も歓迎の営業の求人が多いため、どんな人にも挑戦する機会が与えられている職種と言えるでしょう。
高卒の営業職でも高年収な人の例
私が営業の仕事をしていた時、高い営業成績と年収を得ていた人は必ずしも大卒とは限りませんでした。
最終学歴は高卒ながら、いつも営業成績は高く年収は軽く1,000万円以上です。会社員ですが確定申告をしている社員(会社員でも年収二千万を超えると確定申告が必要です)もそれなりにいたのです。営業成績の良し悪しに学歴は全く関係ないと実感しましたね。
会社の給与体制は「固定給+コミッション」制。売上に応じてコミッションがプラスされ、年に数回コミッション授与式、年度終わりには売上成績上位10名が表彰されます。営業成績上位10人は毎年入れ替わりますが、常に上位10位以内に入っているのはそのうちの半分ほどでした。
社風は実力主義&体育会系ですが、社員同士で営業エリアが競合することはなく、お互いに集客手法や勉強方法を教え合ったりして仲が良かったです。ライバル社員を陥れる・・・なんて事はまず起こりませんでしたね。
自分の成果次第で高収入を得られる為やりがいが大きいですが、自分の責任で負う部分も多くなります。成果が出なければ、給与は多くありません。良くも悪くも自分次第で変えられる環境と言えます。
控えめに言って過酷かつ厳しい環境なので、自ら仕事を教わりに行き売上を取ってくるのは当たり前。待ちの姿勢でいると生き残れません。ちなみに私と同時期入社の人は20人ほどいましたが、半年で私1人になりました・・・。
高卒の営業マンで年収一千万以上稼ぐ人の行動
成果主義の会社では、高卒でも高年収を稼げる可能性がありますが、実際に年収1000万円以上の営業マンは年収一千万以下の社員とは何が違うのでしょうか?私が実際に間近で見てきた先輩社員の仕事ぶりを紹介します。
学歴は関係なく営業で高年収の人は行動量も考え方も違います。
学歴は高卒でも常に営業成績上位にいた人は、普段の業務では圧倒的な行動量をこなしていました。勤務時間外の時間の使い方が違うのです。
《仕事のある日の過ごし方》
- 帰宅してからTVは見ない・ゲームはしない(“時間潰し“だけの娯楽はしない)
- 基本的に仕事終わりから寝るまでは仕事関係の勉強か仕事の準備など
- シャワーを浴びながら録音した先輩の営業トークを聞く
- 通勤中はポッドキャストや本の音読アプリで勉強
《休日の過ごし方》
- 営業成績の良い人の所へ行き教えを乞う
- ↑そのままアシスタントとしてタダ働きさせてもらう
- 仕事に役立ちそうな事を体験・参加する
休暇中は全国に散っている先輩のところへ飛行機で向かい、ただ働きさせてもらい仕事を真似て覚えて、1日16時間くらい仕事のための時間に充てていた時期もあります。
通勤は車だった為、運転しながら音読アプリを聞き流し、おにぎりを食べる(晩ごはん)という荒技もやっていました・・。
今はもうゆっくりしたいので、やりません。
営業の仕事で高卒でも高年収を得ている人達は、圧倒的に仕事の為に使う時間が大きいです。みんなと同じ24時間でも、仕事に関する行動にあてている時間が圧倒的に長い、というのが大きな違いでしょう。
また、高卒でも営業で高年収を得られる人は、
年齢や学歴は関係なく、
自分より高年収の人であれば
頭を下げて仕事を教わる姿勢
がありました。
むしろ、有名大卒の人の方がプライドが邪魔するのか、低姿勢で学ばせてもらおうという姿勢がなかったりします。なぜかそんな人は、自分より営業成績は上でも、女性だと言うだけで横柄で見下した態度だったりしました。(もちろん、全員ではありません。)
仕事漬けなのは一時期だけ
年収一千万以上を稼ぐ高卒の営業社員は、仕事に費やす時間が圧倒的でしたが、ずっとではありません。
ある程度仕事に慣れて感覚でこなせるようになってきたら、仕事の時間は減らして休日も思い切り遊ぶスタイルにシフトしていました。
仕事初めのスタートダッシュの段階で集中して仕事漬けにする事で、半ば強制的に「高年収を稼ぐ考え方と行動」を身体に覚え込ませる…という感じでしょうか。下積み時代に集中して仕事に取り組むことで、これまでの学歴など関係なくなるほど短期間で高年収を得る状態に辿り着いています。
大企業では学歴がある程度収入の差をつけてしまいますが、営業職でも会社や給与体制を選び、日々の行動を変えれば高卒でも高年収を得られるのです。
「営業の仕事で高卒でも高年収を得たい!」…なら、そんなチャンスがある環境を選んで身を置いてみましょう。
高卒の営業職で高年収を狙う為に必要な3つの事
基本的に営業職は、人付き合いが中心の仕事です。コミュニケーション力や人としての礼儀正しさ、身だしなみ、親近感などの“人間力“が必要になってきます。
高年収を稼ぎたい場合は、ここからさらに3つの事が必要になるのです。
高卒でも営業の仕事で高年収を稼ぐ為に必要な事は3つあります。
- 圧倒的な行動量
- 熱意
- 求人の選び方
それぞれ具体的に解説します。
圧倒的な行動量
営業職で結果を出したいなら、他の人を上回る圧倒的な行動量が必要です。
特に経験が未熟なうちは、行動量を増やして人より早くスキルや知識を身につける努力をした方がいいでしょう。息をするくらいに“感覚“で様々な作業や決断ができるようになれば、効率よく仕事をこなせ、自由に使える時間が増えてきます。
けれど、“そこ“に到達するまでは、まずはたくさんの実践を繰り返し成功と失敗を積み重ね、学びを増やしておかなければなりません。一つ一つの経験は、後に全て繋がって自分への自信になります。
日々の経験から学び得た知識やスキルを、ひたすら地道に増やしていきましょう。
熱意
営業で高い年収を稼ぎたいなら、熱意も必要です。前向きで意志の強い精神力が、人より圧倒的な行動を起こす土台になってきます。結果が出にくい時でも、気持ちを立て直しモチベーションを維持するのは仕事への熱意です。
「気が進まないけど仕事だからやるしかないか・・・」というような気持ちでは、高卒でも大卒でも大きな成果は上げにくいでしょう。
先を見据えた具体的な目標があると、熱意が湧きやすくなります。
「自分は仕事を通してどんな生き方を叶えたいのか?」
自分の心に嘘偽りなく問いかけて、熱意を掘り起こしてみましょう。
求人の選び方
営業職で高年収を稼ぎたいなら、求人の選び方も大切です。
基本的に、高卒で就職した場合の初任給は、大卒で就職した場合の初任給より低くなります。
この学歴による収入差は、経験を積みスキルアップすることで売上を上げられれば逆転する事ができます。
売上次第で評価され、給与に大きく反映されやすい業界や商材を選ぶ事が肝心です。業界は、今後伸びる可能性のある業界を選びましょう。
商材は、個人営業より法人営業、物などの有形商材よりサービスなどの無形商材の方が単価が高く大きくコミッションで稼ぎやすくなります。
《高年収を稼ぎやすい営業職》
- 保険営業(無形商材)
- 不動産営業(無形商材)
- 医療機器メーカー営業(有形商材)
詳しくはこちらの「稼げる営業職の選び方稼げる営業で稼げるかどうかは業界と会社次第!失敗しない選び方」の記事で解説しています。
高卒でも営業で高収入を狙える求人
転職エージェント掲載の求人の中から、高卒でも営業職で高収入を稼ぐ事ができる一例をピックアップしました。
※こちらの求人は募集終了・内容変更等している場合があります。
あとは自分の努力と行動力次第。
《上場企業》
業界:不動産
仕事内容:賃貸マンション・アパートの営業
対象:高卒以上、営業未経験者大歓迎!経験は一切問いません
勤務地:全国の事業所
年収例:1,156万円/入社5年(47歳)/固定給679万円+成果給477万円
年間休日123日
業界:商社(高級宝飾品取扱)
仕事内容:営業系総合職(店舗買取/出張買取/FC店舗開発)
対象:高卒以上・未経験歓迎
勤務地:全国(研修期間中は横浜)
給与:年収790万円/入社1年目(25歳)/月給30万円+インセンティブ+賞与
年収1100万円/入社2年目(30歳)/月給35万円+インセンティブ+賞与
《健康優良企業ホワイト500認定企業》
仕事内容:保険プラン商品の販売・サービス提案
対象:高卒以上/45歳未満・未経験歓迎
勤務地:全国・転勤なし
給与:年収例1000万円/34歳・入社6年
年収例600万円/32歳・入社4年
年間休日:125日(完全週休2日)
テレワーク/オンライン商談可
今現在募集中の求人は、無料登録後に担当アドバイザーへ希望条件を伝えてから紹介をしてもらえます。気になる求人があれば登録して紹介してもらいましょう。
学歴不問の営業職の求人の探し方
学歴不問の営業職は、転職エージェントのアドバイザーに相談してみましょう。
自分で学歴不問の営業職を探すと、常に人手不足で残業が多く給与の上がりにくい「ブラック企業」に入ってしまう危険があります。
自分では企業の離職率や残業時間の実態、評価制度の公正さ、社員の満足度など調べることは難しいですよね。
企業とのつながりが太い転職エージェントでは、担当者が何度も足を運び取材し内部情報を得たり、自社の紹介で入社した人から入社後の満足度を聞き込むことによって、離職率の低い企業の求人を掲載するようにしています。
転職エージェントの紹介で内定を得た方が、ブラック企業に当たりにくいというメリットがあるのです。
アドバイザーから「学歴不問で成果次第で評価されやすい営業の仕事」を探してもらいましょう。
自分には営業職が向いているのか自信がない人は、転職のプロから客観的なアドバイスをもらっておく事も大切です。無料登録した後の最初の面談時に、希望条件とともに今後のキャリアプランについて考えている事や不安を相談しておきましょう。
今はまだはっきりとキャリアプランが思い浮かばない場合でも、自分にはどんな選択肢や可能性があるのかを聞いておくと、思いもよらなかった道を提案される事もあります。
転職は自分1人で抱え込まないように。プロを頼り有益な情報と第三者目線のアドバイスを受けながら転職活動を有利に進めるようにしましょう。
私が過去の転職経験から学んだ転職成功のコツは2つ。
- 自分一人の頭で考えて自己流で進めず、人に頼る!
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今すぐ転職するわけではなくても、今募集中の求人を把握できたり、いざ転職する時の準備が出来るので、登録だけ済ませておきましょう。