「仕事を辞めたい。もう疲れた・・・。転職できるか分からないけど、これ以上今の仕事を続けるのは無理だ。」
仕事を辞めたいと思うほど疲れてしまった時は、すぐに心身の安定の為の行動をすべきです。その上で、転職も含めゆとりを持って適切な選択をしていきましょう。
- 原因不明の症状で仕事を続けられなくなり辞める
- 売上を上げる事に必死になっていたら体重激減してドクターストップがかかる
仕事で心身ともに疲れてしまうと、ひどくなれば何らかの症状が出たり、うつになったりしてしまいます。疲れたからと言って何も対策せず放置しておくと、仕事ができない状態になり、最悪の事態を招きかねません。
この記事では、仕事を辞めたいと思うほど疲れてしまっている人向けに、うつなどの症状が出ないうちに転職も視野に入れできる対策を紹介します。また、何らかの症状が出ているならこれ以上悪化させないよう気をつけたい事にも留意しました。
私自身、仕事を辞めたいと思うほど疲れきってしまうことがありましたが、転職をしなくても状況を改善できる事もあります。
仕事に疲れた状態でも、今できる事を紹介しますので、できそうな事から実践してみて下さい。
仕事を辞めたい。疲れたらまずすべき事
仕事に疲れてしまい、「辞めたい」と思ったら、まずは現状の不満やストレスを周囲に伝える事から始めましょう。
「疲れた」という感情・状態は、心身が出している「休まないと危ないよ」の最初のサインです。仕事を辞めたいと思うまで疲れているなら、まずは心身の疲労が軽くなる事をしましょう。
- 上司に相談する
- 悩みを吐き出す
辛い気持ちをすぐに手放す事ができる事も、身を守るために大切なスキルです。
1.上司に相談する
まずは会社の上司に相談してみましょう。あなたが悩んでいる事をきちんと会社側に把握してもらうのです。自ら声を上げなければ、会社内で問題は表面化しません。会社側としても辞める人がいれば損失が大きい為、対応してもらいやすいです。
まずは直属の上司に相談し、それでも対処してもらえない場合はさらに上の上司に相談しましょう。
《相談例》
「相談があります。少しお時間いただけないでしょうか。/ 実は、〜〜について悩んでいて辛い状態です。今の体調も〇〇のような状態で、このままでは仕事を続ける事が難しくなるのでは、と懸念しています。
〜〜となれば状況が改善しそうなのですが、対処してもらえないでしょうか?」
相談時点ではまだ「会社を辞めたい」とまでは口に出さず、辛い状態をまず伝えます。その上で、自分が希望する状態を提案すると、会社側も対応しやすいです。
- 休職したい
- 部署移動したい
- 時短勤務をしたい
- 残業を減らしてほしい
- 半強制的な飲み会をやめさせてほしい
- 担当の仕事に他の人のサポートがほしい
自分が今の職場で何が辛いと感じていて、何が変われば改善されるか考えた上で提案をしてみましょう。
2.悩みを吐き出す
辛い感情を吐き出す事も、疲れてしまった時には有効です。会社への悩み相談は現状を変える為の方法ですが、自分の中の不満や不安を吐き出す事は、自分の心のバランスを取るために大切な行為となります。
まずは身近な人から、身近に話せる人がいない場合は、プロのカウンセラーなど専門家に話を聞いてもらいましょう。
仕事を辞めたい…うつになりそうなら?
もし、うつなどの症状が表れているなら、早急に仕事を休む事を検討しましょう。
「休めるわけない」「休んだらみんなに迷惑」そう思って休むのを躊躇いましたが、症状を悪化させた方が周囲に迷惑をかける事になってしまうのです。
幸いにも、私の場合は初期段階でしっかり休むことを選択した為、大事には至りませんでした。
私の場合は、こうした「仕事×病気」の経験からの学びが、後の医療系への転職成功へとつながっています。
うつは特に、初期段階で徹底して治す事が肝心です。蓄積されていく疲れを無視して頑張り続ければ、誰でも心身から何らかの“警告“の合図が出ます。その「休め」のサインを無視して頑張り続ければ、心身が自分を守るために「頑張れない状態」になるのです。
うつは、初期段階でしっかり休み回復できれば良いのですが、無理してあまり回復していない状態でまた頑張ってしまうと、さらに回復に時間がかかるようになってしまいます。
「何だか仕事に行きたくない」
「もう疲れた。仕事が嫌だ。」
こんな状態が続き、何に対してもやる気が出なくなってしまったら、不安を受け入れながら一休みする事を検討してみましょう。
大切なのは、今ある「不安」を受け入れる事
不安や焦りは悪いものではありません。何に不安や焦りを感じているのか?心の奥底に問いただして受け入れて見てください。受け入れるとちゃんと休めるようになります。
それでも仕事を辞めたいなら?転職前の2つの準備
上司に相談して状況を改善する対処をしてもらっても、悩みを吐き出しても、やっぱり「仕事を辞めたい」と思うなら、今の職場を辞めて転職も考えましょう。
無理に続けても、いづれ心も体も悲鳴をあげ続けられなくなります。そうなる前に対処するのです。
ここで注意したいのは、衝動的に転職をしない事、です。後先考えず、心身ともに追い込まれる形で退職をしてしまうと、次の職探しに行き詰まってしまう可能性があります。
また、マイナスのメンタルを引きずったままの状態での職探しは、判断も鈍りおすすめしません。まずは、状況を改善する転職の為にできる準備をしておきましょう。
- 転職までのお金の準備
- 転職先のリサーチ
できる対策を具体的に解説します。
1.転職までのお金の準備
次の転職先が見つかるまでの生活費など、当面のお金を準備しておきましょう。
貯金がない場合でも、退職金や失業給付金をもらう事ができます。もらえる金額を調べておきましょう。
お金がないと、焦って生活費の為に、よくリサーチしないままブラック企業に入社してしまうリスクもあります。転職までにいくら準備できるのか、次の仕事が決まるまでに収入がなくてもどのくらいの期間生活していけるのか、を把握しておきましょう。
- 退職金でいくらもらえるか調べる
- 失業給付金でいくらもらえるか調べる
- 収入なしでどのくらいの期間生活できるか把握する
失業給付金の手続きは、ハローワークでできます。
こちらから:ハローワーク 失業給付金手続について
国民年金の免除制度も検討してみましょう。退職した場合、会社の厚生年金から外れて国民年金へと切り替わります。次の会社で厚生年金に入るまでは、国民年金の支払いを免除してもらえる制度です。近くの年金事務所にて手続きできますので、問い合わせてみましょう。
2.転職先のリサーチ
転職する事を決めたら、転職先のリサーチをしておきます。
自分が希望する条件をピックアップし、どんな会社・仕事があるのか調べておきましょう。
- 職種・業界
- 勤務条件
- 企業規模
- 会社の業績と今後の動向
転職先のリサーチは、一人で行うと大変です。
次の転職先が決まらない焦りや不安から、視野が狭く客観的に考えられなくなり、ろくにリサーチもせずブラック企業に入ってしまう「転職失敗」が起こり得る事も考えられます。また、ただでさえ仕事で疲れている時に転職活動をすれば、より負担が大きくなるのです。
そこで、転職活動の負担を減らすために転職エージェントのサービスを積極的に活用します。
転職エージェントでは登録後すぐの面談で、希望条件や経歴をヒアリングします。転職先選びで迷っている場合は、この時に相談してみましょう。プロの客観的なアドバイスで自分の適職がわかったり、新たなキャリアプランを提案される事もあります。
《転職エージェント利用のメリット》
- 自分の代わりに希望に合う求人を探してもらえる
- 一般公開されていない非公開求人も紹介してもらえる
- 経歴から適職の提案等してもらえる
- 転職に関する相談ができる
- 応募先企業の情報を教えてもらえる(社風・人間関係・評価制度等)
- 応募書類の添削をしてもらえる
- 面接対策をしてもらえる
- 面接日程の調整をしてもらえる
- 給与交渉を代わりにしてもらえる
・・・他にも転職エージェントを活用する事で、自分の力だけでは時間がかかる・無理がある事も代行してもらえます。自分でできる事もありますが、できるだけ自分の時間と手間を減らしておきましょう。
疲れている時は、心身にかかる負担を軽くし、常に第三者目線からのアドバイスを受ける事が大切です。
《転職エージェント》
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ほとんどの求職者は、転職活動の際に利2~4社ほどの転職エージェントを併用しています。
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今すぐ転職するわけではなくても、今募集中の求人を把握できたり、いざ転職する時の準備が出来るので、登録だけ済ませておきましょう。