「仕事が忙しくてケアする時間がない。」
「でも、美容も疎かにしたくない!キレイでいたい!」
仕事と美容の両立は、働く女性なら誰しも悩む問題ではないでしょうか。
きっちり仕事はしながらもキレイでいたいですものね。
私も営業職時代、仕事に忙殺され自分の肌や体のケアが疎かになってしまっていましたが、元美容部員の意地(?)で忙しくても出来る時短美容を工夫しました。
今回は、私がやっていた忙しくてもできる「働く女性の時短美容」の方法を紹介します。
「仕事」も「キレイな自分」も賢く両方手に入れましょう!
働く女性の時短美容3つのステップ
働く女性におすすめな時短美容スタイルは3つのステップで実践していきます。
- 時短美容の基礎:生活習慣改善
- 便利アイテムを活用する日常ケア
- 投資すべきスペシャルケア
私が考える「時短美容」とは、最小限の手間とアイテムで最大限の効果を得る事。
まずは体の内側を整えて土台作りをする為の生活習慣を改善しながら、便利アイテムを活用して日常的なケアをしていきます。
さらに、将来的にも時短にも投資すべきスペシャルケアをプラス。
それぞれ具体的な方法を紹介していきます。
時短美容の基礎:生活習慣改善
時短美容の為には、毎日の生活習慣を整える事が一番大事。
体の内側、”土台”が整っていないのに、小手先の工夫をしても効果はあまり得られませんし、すぐボロが出ます。
睡眠・食事・運動などの基本的な生活習慣をちょっとだけ意識するようにしてみましょう。
とは言え、仕事をこなしつつ忙しい中で規則正しい生活習慣を維持する事はなかなか難しいと思います。
なので、最低限のポイントだけ押さえる事!
生活習慣改善で意識したいポイントはこの2つ。
- 質の良い睡眠をとる
- 身体を温める
生活習慣全般を一気に変えようとするとこれまたストレスになるので、この2つをとにかく意識して生活習慣を見直します。
それぞれの詳しい方法を解説します。
1.質の良い睡眠をとる
美容には質のいい睡眠が欠かせません。
やみくもに高給な化粧品を使うより、睡眠の質を上げる方が効果的なこともあるのです。
人間は寝ている間に、免疫力や治癒力が働き傷ついた細胞や弱った細胞を修復する為、質のいい睡眠がとれていれば、その日のダメージはその日のうちに回復し、新陳代謝で肌荒れも防げるのです。
睡眠は眠った時間よりも”質”が大事。
質のいい睡眠をとるために出来る工夫がこちら。
- 寝る間にスマホやPC、TVの画面は見ない
- 眠る30分くらい前にはベッドに入る
- 入浴して体を温めておく
- 寝る前は照明をオレンジ色の落ち着いたものに変える
- 好きな香りや音楽でリラックスする
- 考え事をするなら、悪い未来より良い未来を想像して「こうなったらどうしよう」と妄想する
寝る前はできるだけリラックスできる環境を整えましょう。
寝る前にする考え事も、悪い未来を想像するより良い未来の妄想の方がウキウキしながら眠れますよ。
2.身体を温める
生活習慣を改善する上で、もう一つ意識したいのが身体を温める事です。
人間の体が正常に働くのは平熱が37℃前後の時と言われており、目安にしたい理想的な体温です。
昭和初期の日本人の平熱は37℃前後であり、昔の水銀の体温計が37℃に目印として赤い線が引かれている事をご存知でしょうか。
急激な食生活の欧米化や生活習慣の変化によって現代日本人の平熱は下がってしまっているのです。
私が健康医療の仕事で全国を回っていた際も、今の若い女性ほど平熱が低くなっている事実を目の当たりにしました。
女性は特に生理痛や頭痛など”冷え”が関係する症状に悩まされやすいので、日頃から体を温める生活習慣を意識しましょう。
身体を温める為に出来る工夫がこちら。
- シャワーより湯船に浸かる
- 寝る時はふくらはぎを冷やさない(レッグウォーマー使用)
- 砂糖を摂り過ぎない
- 夜遅い食事なら冷たいサラダより温かい具沢山スープを選ぶ
- 足の筋肉を使うようにする
身体を温める食事をしたり、足の筋肉を使うために一駅歩いたりウォーキングを取り入れるのもおすすめ。
足の筋肉を使う立ち仕事の方が良い⁈
私は会社員時代、ほとんど座ってする仕事に就いたことがありません。
立っているか(美容部員)、しゃべり続け走り回っている日々でした。
そのせいか、足の筋肉をずっと使うので、ヒップも下がらないし足先の冷えに悩まされたこともありません。
ところが、会社を辞めて起業して初めてパソコン作業をするようになってから、座る時間が増え、一気に脚の筋肉が落ちてきたのです。
足首は冷えやすくなるし、血行が悪いため服が擦れてかゆくなることも出てきました。
そこで投入したのが、スタンディングデスクと足踏みエクササイズができるステッパー。
メンタリストDaigoさんの書籍を参考にしました。
筋肉が以前のように戻りヒップアップ、冷えや乾燥もなくなりました。
やはり脚の筋肉を衰えさせないのは大事です。
デスクワークの仕事の人は、会社でこれができなくても、少しでも歩く時間を増やす工夫をしてみて下さい。
時短美容の日常ケア:便利アイテム活用
時短美容の日常ケアは、便利アイテムを活用する事がポイントです。
働く女性は賢く手抜き!
ありがたいことに昔と比べて「時短できて効果も高い!」という便利アイテムがいっぱいあります!
これを活用しない手はありません。
私が常日頃から活用している時短美容の為の便利アイテムは次の3つ。
- ながら美容のシートマスク
- アイクリーム投入
- 週1~2のトラブル対策ケア
おすすめ商品も紹介しながら具体的に解説します。
1.ながら美容のシートマスク
時短美容の代表格は、シートマスク!
洗顔後に顔に乗せるだけ、という手軽さも◎ですが、美容効果もバッチリ。
スキンケアしながら他の作業ができるため、忙しい働く女性に必須の時短美容アイテムなのです。
説明書に書いてある時間以上に貼り続けていると、シートマスクの方に水分が移っていったりと保湿が逆効果になることもあるので注意!
使用時間は守って使いましょう。
私はルルルンのシートマスクを使っていますが、一番のおすすめは濃密保湿のRED。
普通のものよりほんのちょっとお値段高めですが、1ヶ月で割ると1日あたりの負担額などしれています。
それよりも、使った後の肌のしっとり感がケタ違いなので数百円の差でこの効果の差が得られるなら良し。(一度、他のものも使ってみたくてホワイトを使ったら、保湿力の差に愕然としてレッドに戻りました。)
2.アイクリーム投入
時短美容で新たに美容アイテムを投入するとしたら、おすすめはアイクリーム。
「時短」でなぜアイクリームを追加?と思うかもしれませんが、最小限の手間とアイテムでパッと顔の印象を良くできるのが目元なのです。
私がずっと人と接する仕事をしていたからかもしれませんが、人と向き合ったときに一番印象が強いのは、”目”でした。
だから目の下にクマがあったり目元がむくんで腫れぼったかったりすると、その人の”生命力”自体が落ちているように感じてしまいます。
だから、肌のお手入れで美容アイテムを1つ投入するとしたら、私なら断然アイクリーム。
力は入れずに、指でクリームを温めながら塗るだけなので時間は30秒もかかりません。
それでいて顔の印象を変える効果は大きい。
アイクリームは色々良いものが出ていますが、SK IIは口コミ評価も良いだけあり満足度が高かったアイクリームです。
そして、「SK IIの化粧品を使っている。」と思うだけで、心も満たされる(笑)
自分を大事にしていないな〜と思ったら、「こんな高価なもの勿体ない」と今まで思っていた高級品を使ってみるのもアリなのです。
3.週1~2のトラブル対策ケア
週に1,2回は自分の肌トラブルに合わせたケアをします。
顔に塗ってからしばらく時間をおいて洗い流す・・・という面倒なアイテムは使いません。
私がおすすめできる便利な時短アイテムはこの3つ。
- いつもの洗顔を酵素パウダーに変える
- 塗るだけのピーリングケア
- 塗ったまま眠れるナイトパック
全部まとめて使わなくてもいいので、自分に必要なものだけ投入してみましょう。
アイテム1.酵素洗顔パウダー
毛穴の詰まりや黒ずみが気になる場合は、いつもの洗顔を酵素パウダーに変えるだけ。
酵素の力でタンパク質や脂質を分解する為、肌を傷めず頑固な毛穴詰まりを解消できます。
私はsuisaiのビューティクリアパウダーをずっと愛用。
アイテム2.塗るだけピーリングケア
肌の新陳代謝が落ちてごわつきが気になったら、塗るだけのピーリングケアを投入。
私が学生の頃からバイト代で頑張って買って愛用していたのがタカミスキンピールです。
表参道の美容皮膚科タカミクリニックで開発されたスキンケアコスメで、効果も抜群。
アイテム3.塗ったまま眠れるパック
毛穴の詰まりや角質の蓄積がすっきりしたら、肌に栄養を与えるスペシャルパックを投入。
塗ったまま眠れるのでお手軽&時短でラクチン。
枕につかないよう、枕の上にタオルを敷くと良いです。
ヘレナルビンスタインのPCクラリファイングマスク
最大の時短美容:投資すべきスペシャルケア
美容のスペシャルケアとして”投資”したいのが脱毛です。
日々のムダ毛ケア、何気に面倒じゃないですか?
時間も手間もかかる割に終わりがない、やればやるほど肌も荒れてケアが必要。
さらに冬にケアを怠ってうっかりムダ毛を見られる・・なんてミスもありがちです。
思い切って脱毛してしまった方が余計な手間も時間も、長い目で見ればお金もかからないのです。
とは言え私も「脱毛に通う時間がない」「仕事に合わせて脱毛予約がとりにくい」と、なかなかサロンでの脱毛のタイミングがつかめなかったのですが、20代の頃、一番忙しかった営業時代にとうとう家庭用脱毛器を購入。
今も現役で活用していますが、買って正解だったと思っています。
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家庭用脱毛器の投入
私が購入したのは家庭用脱毛器「ケノン」
今はさらにパワーアップした新しいモデルが出ています。
ちょっと公式サイトが昔っぽい広告全開でダサいけど…効果は良かった。
「脱毛サロンに通う時間はない。」
「けれど日々のムダ毛ケアに時間もお金も割とかかっている・・!」
そこに気づき、家で空き時間にできる家庭用脱毛器に注目。
風呂上がりにシートマスクを”しながら”脱毛していました。
脱毛サロンやクリニックに通うほどの時間はかからないし、自分の部屋で好きなときにできる”自由度”が忙しい身には嬉しい。
出力レベルも調節でき、最高レベルにしても痛みはあまりありませんでした。
※感じ方には個人差有り。
脱毛が進み、毛の太さや毛量が減るとさらに痛みは感じにくくなります。
肝心の脱毛効果も◎
家庭用脱毛器ケノンは、最初の1年半くらい1ヶ月に1、2度程度使用し、その後7,8年経ってもほぼ生えてきません。
産毛のような細い毛は残っていますが、目立つ太い毛は腕も脚も脇もVラインだって気になりません。
たまにちょろっと生えてくるので、気が付いたら年に数回使用するくらいですね。
今までムダ毛処理にかけていた時間や手間やケア用品代が大幅に節約できました。
- ノースリーブでつり革につかまっても気にならない
- 夏に海やプールのお誘いがあっても即OKできる
- 冬に急なデートでも慌てない
仕事でも日頃から準備している人だけが巡ってきたチャンスを掴めると言いますが、美容においても同じ。
それでもちょっと躊躇するのはお値段ですね。
サロン脱毛やクリニック脱毛に比べては安いですが、気軽にプチプラコスメを買うのとはわけが違いますよね。
けれど、自己処理で脱毛をし続けた場合もシェーバーやケア用品の費用がずっとかかります。
自己処理し続けた場合の費用、意外に高い⁉
カミソリで有名な貝印株式会社によると、カミソリの替え時目安は15~20回の為、替え刃は月に2~3回交換するくらいの目安となります。
(※剃る部位の広さや毛の太さによるので一概には言えず。)
2回交換するとして、400円ほどの使い捨てシェーバーなら
400×2=800円/月
それにシェービング用クリームやアフターケア用品で月に1,000円程度とすると、シェーバーと併せて毎月2,000円。
※あくまでも目安のざっくりとした計算です
ムダ毛ケアを20歳から60歳まで40年間続けるとしたら
40年×12ヶ月=480ヶ月分×2,000円=960,000(96万円)
使い捨てのシェーバーと安いシェービング用クリームやアフターケア用品だけでも、自己処理のムダ毛ケアを続ければ100万円近くかかってくるわけですね。
人によっては5千円~1万円以上する電動シェーバーを使用している人もいるかもしれません。
長い目で見れば脱毛は、手間も時間もお金も節約できる”先行投資”となるのです。
結婚しても育児が終わっても再び働く女性が増えてきているこれからの時代、今のうちから脱毛を始めておくことで将来的にも自由な時間が増やせるのではないでしょうか。
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働く女性の時短美容まとめ
働きながらの美容は、基本的な生活習慣の改善と便利アイテムの活用、将来的な美容への先行投資の3つのステップがカギ。
これからますます男女共働きや女性の社会進出が増えると予測されるため、今のうちから働きながらキレイを維持する習慣や工夫を身につけておいた方が良いですね。