【転職エージェントの使い方】120%活用方法

Step3で転職エージェントに登録したら、次は転職の成功率をアップさせる転職エージェントの活用方法を紹介します。

私が過去の転職経験から学んだ転職成功の2つのコツは、「人に頼る事」と「便利なサービスはフル活用する事」

自分一人で転職活動すると自己流になり、偏った見方のまま突き進む事になり失敗の元でした。

エージェントという転職に詳しい人からのアドバイスを元に、軌道修正しながら進める方が転職活動は無駄なく効率よく出来ます。

ここでは、「複数登録での上手な活用方法」「転職エージェントのサポート機能フル活用方法」を具体的に紹介。

転職エージェント複数登録の利用方法

転職エージェントを掛け持ちすると、管理できずかえって混乱してしまう事もありますよね。

複数の転職エージェントを同時利用する場合、全てのエージェントを同様にフル活用する必要はありません。

メインに利用するエージェントを決め、あとは各エージェントの扱う非公開求人に応募する為の「サブ」という位置づけのイメージです。

メインに利用するエージェントを決める

まずはメインに利用するエージェントを決めましょう。

その際、一番の決め手になるのは、担当アドバイザーとの相性。

実は、転職成功のカギは「転職エージェント」よりも「担当アドバイザー」なのです。

自分の希望をヒアリングしてくれ、求人を探し出し応募等の転職活動全般のサポートをしてくれるのは担当アドバイザーなので、やり取りしやすく、こちらの意図を汲み取ってくれる人がベスト。

では、どうやって担当アドバイザーとの相性を見極めるのか?ですが、各転職エージェントへの登録後、最初の面談から求人紹介までのやり取りであらかた「この人何となくいいな」という人を見つけるのです。

▼転職エージェントに登録
▼担当アドバイザーがつき、最初の面談(希望条件を伝える)
▼希望条件をもとにアドバイザーから求人紹介される
▼提案された求人が希望に合わなければ、その旨を伝えて次の求人を待つ

上記のやり取りの間に相性の良い担当アドバイザーを見つけ、サポート(書類添削や面接対策、転職に関する相談等)はその人にお願いしてしまいましょう。

相性の合わない担当アドバイザーがいたら?

残念ながら、相性の合わない担当アドバイザーに当たってしまう事もあります。

「やり取りしにくい」「サポートを頼みにくい」など違和感を感じた場合は、担当アドバイザーを変更する事も出来ます。

我慢して違和感のある担当アドバイザーに合わせようとせず、担当アドバイザーを変更してストレスなく転職活動を進める事が大事です。

 

転職エージェント120%活用方法

相性の良い担当アドバイザーが見つかったら、その人に転職活動のサポートをお願いしましょう。

転職エージェントのサポート内容
  1. 応募書類の添削
  2. 面接対策
  3. 面接日程の調整
  4. 年収や労働条件の交渉
  5. 転職に関する悩み相談

転職エージェントのサポート内容と活用方法を具体的に紹介します。

1.転職エージェントに応募書類の添削をしてもらおう

「履歴書」「職務経歴書」といった応募書類は、応募先企業に自分を最初にアピールする為の重要な書類です。

STEP2の転職準備の段階で自己分析がしっかり出来ていれば、その結果をもとに書き進めれば良いので大丈夫!

自己分析結果をもとに、「自分の強み」で応募先企業にどう貢献できるか?を書けばいいのです。

企業にアピールする為に応募書類に必ず記入したいポイントは3つ!

なぜその会社を選んだのか?【志望動機】

たくさんある会社の中で「この会社に応募しよう」と思った理由があるはずです。

事前に企業の情報収集をした際に、労働条件や働く環境、扱う商品など惹かれた点を挙げて志望動機にからめましょう。

ちなみに私は「企業理念」は必ずチェックします。

自分が働く会社の理念が私が大事にしている価値観と似ている方が仕事へのやりがいに繋がりやすいからです。

その会社で自分がどう役立てるのか?【貢献出来る事をアピール】

自己分析で把握した自分の強み(得意な作業など)で「私を雇えばこんな風に貢献できますよ」というアピールも大事。

企業側に自分を雇うメリットを分かりやすく説明します。

その会社で自分が実現したい事は何か?

「入社したらどんな風に活躍したいか?」
「入社したら実現したいこと」

その会社で自分が活躍しているイメージが面接官に伝わるように、ワクワクした気持ちで話しましょう。

2.転職エージェントに面接対策してもらおう

書類選考に通ったら面接です。

応募先企業の人と直接会う場なのですから、緊張しますよね。

面接官もそれを分かっていますから、とにかく自分の熱意が伝われば大丈夫。

「うまく説明しよう」とするから余計に緊張し失敗するのです。

マニュアルのようにスラスラ説明出来なくても、今のありのままのあなたで勝負。

それで良いのです。

たとえ未経験でもキャリアがあっても、自己PRの基本は同じ。

「過去の経験から学んだ事を活かして、その会社でどう役立てる事ができるか?」
「入社したらどう働いていきたいのか?何を成し遂げたいのか?」

失敗でも成功でも過去の経験から何かしら学び取って「今のあなた」があるわけです。

Step2の自己分析で自分の内面を掘り下げて用意した志望動機や自己PRを自分の言葉でアピールしましょう。

私は転職で失敗を繰り返していた時、やりたい事も特になく、自分の事もそこまで掘り下げて考えた事はありませんでした。

要するに真剣に自分について考えていなかったのです。

転職時の面接では、ネットや本で拾ってきた模範解答を述べていましたが、それを自分の口で話しても熱意は伴わないものですね。

心の内から湧き出た本音ではないので当たり前ですが、真剣に自分と向き合い自分の事をよく知り(何が好きか嫌いか、どんな生き方をしたいかしたくないか…等)自分の心の内から出た言葉で答える事が出来れば、自分で選び決めた仕事に取り組む姿勢も自然と変わってきます。

少なくとも、毎日不満や不安を抱えて何となく仕事を続ける生活からは抜け出せると思っています。

3.転職エージェントに面接日程の調整をしてもらおう

転職活動を始めて複数の会社に応募すると、面接日程の調整も大変ですよね。

働きながら転職活動をしていれば、スケジュール調整も煩わしいものです。

転職エージェントを利用していれば、面倒な日程の調整も代わりにやってもらえます。

複数のスケジュール調整に頭を悩ませる事なく自分にしか出来ない転職活動に専念しましょう。

4.転職エージェントに年収・労働条件の交渉をしてもらおう

「残業は週に◯時間までにしたい。」
「年収をもう少し上げて欲しい」

募集要項にあった年収・労働条件にさらに要望があれば、交渉してみると条件をのんでもらえる事があります。

転職エージェントが代わりに交渉してくれるので、要望があれば申し出てみましょう。

快適に働く環境を作れるかどうかはあなた次第なのです。

5.転職の悩み相談もエージェントへ!

「今後どんな働き方をしていけば良いのか見えてこない」
「今の職種が合っているか分からない。他に合う職種はあるだろうか。」

転職に関する悩みがあれば、転職エージェントに相談してみましょう。

多くの転職者を見てきたエージェントだからこそ、様々な働き方やキャリアの知識・情報を持っています。

自分では思いつかなかったキャリアの提案をしてくれる事もあり、新しい道が拓けるかもしれません。

一人で悩まず転職エージェントに相談してみましょう。